【プロローグ】

ちわっす! ハゲではない方のチェック中村です。
いきなりな上に根拠はないですが、
前回の失敗はひとまずあっちの方に置いといて、
僕等には完全にモテの風が吹きつつあると思うんですよ。
そんなモテ風をカラダいっぱいに感じているイルチャンティー。
今回は本当に風をカラダいっぱいに感じてしまう、そんなテーマに決まりました。

『乗り物モテ』

この一見不可能に見えるチャレンジ。
全ては道端で歩く俺達の何気ない会話から始まったのです。

チェック  「昨日も電車今日も電車。もうトレインはウンザリだぜ」

ピンク   「は? 電車は最高だよ! あの枕木とレールのきしむ音。それとモーターの…」

こいつの電車にかける情熱はかなりウザめだ。
どうでもいい説明に嫌気がさしてきた頃、

ブロロロロロロ…

激しい排気音が耳をついた。
爆音にイラつきながら音の鳴る方に目をやると、
そこにはいじり倒したビッグスクーターにまたがる若い男性の姿があるではないか。
エンジンを止めた彼がヘルメットを取る。

全然カッコ良くない。

なんて覇気のないツラだろうか。
ピンク太郎も同じことを思っていたらしく、
二人でそいつをネタにヘラついていた。
その時である。

その男性に駆け寄るスラッとした清楚で素敵な女性が一人。
いかん! モテない彼が何か高価な物を買わされてしまうかも!
これはきっと何かの罠だ!

すぐに彼に教えねば!

と思っていたのも束の間、
彼はその素敵な女性をバイクの後ろに乗せ颯爽と走り去っていった。

いやー、目を疑いましたよ。そんなことがあるなんて。
僕等にはうらやましくて仕方がなかったですよ。
この瞬間僕らの今回の方向性が大決定したのであります。

『ビッグスクーターでモテる!』

そう思った僕等はモテるべく、
さっさと帰って翌日にアレを作ってみせることでイチ早くモテることにした。


え? なんでわざわざ作るのかって?

高い金払って納車に何日も待ってられっか!

もちろん買う金もないし、なによりも僕等は今すぐモテたい。
だから今すぐビッグスクーターを所持することを視野に入れるのは、当然の判断でしょうが。
とにもかくにもビッグスクーターモテに気付くことができた。

ありがとう! あの人!


【制作編1】を見る

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